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「119番通報のしかた」で消防機関への119番通報の要領を簡単に説明しました。では、電話でのコミュニケーションをとることが困難な「聴覚障害や音声、言語、そしゃく機能障害を持った方」が119番通報をするときはどうするのか考えたことがありますか? きっと考えたことのある方のほうが少ないでしょう。 このHPを訪れたことをきっかけにぜひ、障害を持った方の気持ちになって考えてみてください。 近年、多くの消防本部は様々な障害を持つ方に対して、有事(火事や急病、けがなど)の際に素早い対応ができるようFAX119番通報の導入をすすめています。 (まだFAX119番通報は全ての消防本部で行われていません。また、FAX119番通報以外の方法をとっている消防本部もあります。) もし、あなたの家族や友人などに障害を持つ方がいる場合は、その住んでいる地域を管轄する消防本部に問い合わせをして、障害を持った方が通報する手段としてどのような通報方法を用いればいいかを確認してください。 それでは、FAX119番通報の方法について下に示します。 万が一の事態にもあわてずに対応できるようにしてください。
<ポイント> 火災・救急FAX通報書には、事前に氏名、FAX番号、住所、世帯主の名前を記載しておいてください。 救急の場合、特に具合いの悪い人の「意識の有無」が非常に重要になりますので、通報時には必ず「意識の有無」を確認して下さい。 |